国土交通省総合政策局の調査によると、残コンクリート(以下「残コン」という)・戻りコンクリート(以下「戻りコン」という)の発生量は、出荷量の約1.6%で、全国で製造されるコンクリート1立法メートルに対して、年間150〜200立方メートルにmおよび、看過できない大量の廃棄物を生み出す結果となります。
廃棄処理費が経営を圧迫することだけでなく、環境への影響も大きいため、その削減は大きな課題となっています。
“PSF”を残コン・戻りコンの処理に使用することで、骨材を容易に分離・回収が可能です。また、これらの回収骨材を用いて調整したコンクリートでは強度など力学性能の基準を満たしており、再利用が可能です。