災害時や途上国の生活用水処理

災害地や生活用水が困難な国において、現地の濁水を利用して簡単に生活用水を得ることが可能です

 

濁水に適正量の「PSF」粉末を入れて、約2分間攪拌すると汚泥が沈殿して、きれいな上澄を得ることができます。

ph3からph12の間で効果的に反応しますので、濁水のphは全く関係ありません。

アルカリ性、強アルカリ性、強酸性、酸性のどれにも使用できます。

処理した後の水を、 RO膜(逆浸透膜)やUF膜(限外ろ過膜)を通し殺菌剤を添加することで、飲料水に近いレベルまでの処理が可能です。

 

 

※飲料水として使用する場合は現地の水質基準に基づいて検査等を行い、判断の上でご利用ください。

 


生活用水処理 使用例

1.用意するもの

 ・バケツ等の入れ物

 ・攪拌棒

 ・水を濾す布

 ・PSF

 

2.使用方法

 ・バケツ等の入れ物に100リットルの濁水を取り、PSFを200g(濁水に対して0.2%)

  を投入して、1.5分間急速攪拌、1分間程度静置した後、再度1分間ゆっくり攪拌し 

  ます。

 ・他のバケツ等の入れ物に布を張り、攪拌終了後の水を濾します。

 


実験動画

河川水

米のとぎ汁

 


フミン酸水

 

アオコ処理